2020年9月8日

つーかこれが限界

もし仮に、完璧に各企業の情報が分かっていて、将来に渡る収益性を合理的に見積もれて、

その上で現在の株価に対して、

最も素晴らしい投資成果を見込める企業が一つあったとするならば、

バリューでも、グロースでも、アプローチの仕方に関わらず、

その最高の企業が選ばれ、投資されるはずです。

バリュー投資家だから投資しないとかは無いでしょう。

というか、その銘柄が真に最も素晴らしい成果を上げるのなら、それこそ至高のバリュー銘柄のはずです。

チャートは分かりませんが、もしチャートで企業が正確に分析できるなら、

きっとその企業に行きつくでしょう。

そう考えると、バリューとか、グロースとか、モメンタムとか、色々やってはいても、目指すべきところは同じという気もします。

では、小型株投資はどうでしょうか。

最高の成果が見込める企業が小型株の可能性もそこそこありますが、

大型株なら取りこぼしますね。

小型株とか、ネットネット株とか、あるいは高配当とかは、どちらかと言えば自分で範囲を絞ってる感じな気がしますね。

範囲外を取りこぼしますが、膨大な銘柄を全て確認するのは土台無理な話なので、

自ら制限を設けて視野を絞ったほうが確認しやすいという面はあります。

あえて「こうじゃなきゃダメ」みたいな基準を設ける以上は、

最高の銘柄を取りこぼすこともあり得るわけです。

僕はバリューもグロースも、突き詰めれば大きくなる前のアマゾンとかに行きつく(実際にたどり着けるかは別として)と思ってますが、

更に条件を設けて弾くと、どれだけ研究しても最高(に近い)銘柄は見つけられないのかもしれません。弾かれた中にあったら見つかりませんよね。

まぁ最高の銘柄なんてのは仮定の話ですが、

インデックスだと(指数内にあるなら)必ず捕まえてくるため、

わざわざ個別株をやるなら、最高とは言わずとも、優良な銘柄をピンポイントで選ばないとあまり旨味は無いですよね。

範囲を絞るやり方は上手くハマれば強いですが、

常に自分の投資範囲が有効なのかはよく考える必要があります。多分。

オールドエコノミーじゃないとダメとか。ハイテクじゃないとダメとか。

PERが低くないとダメとか。小型株じゃないとダメとかね。

~でないとダメって言うのは、結局視野を絞って見やすくしてるだけなんで、

別にそれがパフォーマンスを上げたりはしません。

人間は選択肢が多すぎると混乱して逆に選べなくなってしまう心理があるらしいので、

人間の感覚的には正しいですが。

あと単純に全てを見る時間と気力が無いでしょうが。

まぁ視野を狭めること自体は普通だけど、その範囲がちゃんと「良い奴が揃ってる範囲」かは常に確認する必要があるということですね。

水辺はマルチタスクが苦手派なので、認知範囲は狭めないと厳しい。

同じようにシングルタスク派の人はちょくちょく自分の見てる範囲を疑うか、

大人しくインデックスを買いましょう。

余りにもブレブレだと長期投資自体が難しいので、他人に流されないのも大事は大事ですが、あまり自分の投資手法に頑固に固執するのも良くないかもしれません。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。

定期的に見直していかないといけません。

具体的には・・・半年とかね。(熱い半年推し)

まぁ名前の強い企業は必ず最高の銘柄なんで問題ないですけどね。

完全無欠の投資法。疑う必要を感じないね。

名前の強い企業に投資する。

革新的投資法。

時代の先を行く水辺。

また俺なんかやっちゃいました??

この無法の投資の先に辿る結末。

それを知りたい人は、

水辺の投資ブログをこれからもチェックだ・・・・・!!!

    354