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乗り換え上手

  • 執筆者の写真: 水辺
    水辺
  • 2021年5月17日
  • 読了時間: 5分

セルシウスは売り上げが大きく伸びたんですよ。


まぁ利益はどやねんって言われたらアレなんですが。



ただまぁ、成長してはいるわけですよ。



だから持ってたら上がるんじゃねーのかなって期待してるんですね。




ここで思うのは、


ならあんまり成長してない企業で、

その企業が不当に安くなってるって企業に投資してみた時ですね。


いわゆるバリュー銘柄ですね。



こういう銘柄がじゃあ不当に安くない状況になったら、どうするのか。


まぁ売りますよね。



そらね。



逆に売らないとその銘柄は少なくともバリュー視点だと上がる余地は無いわけです。


上がらない銘柄を持ち続けるのは機会損失がヤヴァイ。



どこかで売って乗り換えないといけません。



正直一番難しいのはここです。


グロースなんてね、今後も伸び続けそうだな―って、その銘柄を握ってガチホして寝てればなんとかなってしまうんです(誇大広告)



その点バリュー銘柄は株価が「適正」になったらそれ以上の上昇余地はとっても少ない。


なら、売って新しいバリュー銘柄乗り換えないとダメです。



単に選んで、ホールドするだけでは無くて、売るタイミング、乗り換え先、課税も考えて上手く立ち回らないといけません。




そもそも、不当に安い銘柄を狙うというのは市場の歪みを突くということであり、

それで儲けるというのは投資した後で歪みが正されるという事です。


つまり市場は歪んでいるけど、そのうち戻るということを仮定して動くことになります。



まぁ実際コロナショックの投げ売りのように、いきなりとんでもない価格になることもちょくちょくあるので間違ってるとは言いません。




ただ、常に相反する事柄を考えて行動することになる。ここは重要です。多分。



あとこれは完全に偏見なんですが、バリュー投資家ほど「株は事業・ビジネスを保有すること」みたいな考えを持つ人が多い気がします。要は企業の分割オーナーとしてビジネスを「保有」するわけです。

長期で持てるくらいの自信が無いととてもオーナー感覚にはなれませんねー。




ですがバリュー投資を続けるという事は、必然的に割安さが是正された(と思った)銘柄から別の割安(だと思う)銘柄に乗り換えていくという事で、要はトレーダーの挙動に近いものになります。



保有している銘柄が上がると「割安さが無くなる」という売り圧力がPFにかかるということですね。なんだそれ。




要はどっしり腰を落ち着けてるように見えて短期の売買も普通にあり、市場価格は間違ってるとしつつも実際にはそのうち正しい価格に直る(市場は正しくあるべき)と考えている。



なんだか良く分かんねー話です。



とりあえずムズイ。考えることが多いし、常に相反する考えを持っているのがタルい。



なにより仮にドンドン割安株に乗り換えて投資していく場合、

乗り換えのタイミングがリターンの肝になります。



これには単に優れた投資対象を選ぶだけでなく、更にタイミングを見計らって次の優れた投資対象を選び続ける選択眼と決断力が求められます。

あと当然課税されます儲けてたら。




それはグロースも同じじゃないか?


なるほどさもありなん。




ただ究極、グロースはガチホで冬眠がある。


バカにされがちですが、これは結構マトモな戦略です。



究極、10年間成長し続ける、良い成長株を選んで握っていれば勝てます。



そういう自分の投資に合った良い銘柄、優秀な投資対象を見つけられる機会は多くはないですが、だからこそそれを乗り継いでいくバリュー投資が難しいのです。



いや、バリューだってバフェットみたいに長期に保有する投資法があるじゃん!!って話ですが。


言うてアップルのウエイトよ。



アップルはバリバリグロースの気がするのですよ。



いや、買う値段がー素晴らしい企業をほどほどの~って言うでしょ。

分かってんだ。これがメンタリズムです。



でもね。それは結局成長株に妥当なプレミアムを払って保有するって事なんじゃあないかと。成長株に。



素晴らしいって要は長期でめっちゃ成長する見込みの企業ってことでは無いのか。



その未来を仮定すれば今の価格は安いっていう事で。



それはもうグロース投資なんですよ。



QQQは長期でガチホとどこが違うのか。



バフェットで箔つけてゴリ押そうとしたってそうはいかん。

僕はそんな詭弁に屈しない。



それはもうグロース投資なんですよ。




アップルはグロース。




逆にバリュー銘柄もまぁバリュー投資家からすれば釈迦に説法ですが、

業績に波があって特需とかで伸びてる銘柄は一番業績が良いときが一番指標も良さげに見えますが、

実際はバリューとして投資するのなら業績がイマイチでPERとかの指標もぱっと見悪いタイミングで買うべきなんですね。



要はSPYDみたいに絶望的な扱いを受けているときにピンポイントで買えたら儲かるのです。皆が持ち上げるようになってからの保有は旨味が少ないはずです(バリュー的には)




だからバリューで儲けるには乗り換え力が大事なんですよ。

(グロースよりもずっと。逆にグロース株は出来るだけ乗り換えない前提で投資するほうがが勝てる説)


実は分析力よりここら辺の判断力と決断力が成否を決めていると思う。





それに自身の無い哀れな凡百の投資家は素直に小型株爆益投資しましょう。



簡単だからね・・・・・(暗黒微笑)




死ぬのも簡単。分かり易くていいですよホント。




インデックス投資は乗り換えとか分析とかをあんまり考えなくて良いので敷居は低いですが、気長さが要ります。



人間に一番足りない部分ですね。無理です。



低収入がインデックス投資でリタイアできると思うな!!



大金持ちにもなれんぞ!!





まぁ自分に合った投資をしてください。





どうなっても僕は一切責任を取らないので。




ご了承いただけたようで何より。



水辺の投資ブログをこれからもチェックだ・・・・!!







 
 
 

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