つい最近、とある優れた投資家とツイッターで絡んだ際、その人物はとても面白いことを言いました。
いつも株買う時にVTじゃなくてわざわざその株買う意味ある?と自分に問いかけている、と。
なんかかっこいい。
水辺なんて何も考えずに株を買ってるのに。
とても興味深かったので、水辺の大学の専攻だった不確実性下の何とかの話を絡めつつ、
水辺の個別株投資について考えたい。
果たしてわざわざトレデスを買う意味があるのか・・・・。
皆さんは、確実性等価って分かりますか?
僕は分かりません。
忘れました。ナマ言ってすいませんでした。大学の記憶がありません。
もう何も脳に残ってない・・・。
おぼろげな記憶をたどれば、確実なことには価値があるってことでした。たしか。
100%確実に500万もらえるくじAと、
1/2で1000万もらえるくじBでは、
期待値は同じ500万でも、大抵の人がくじAに魅力を感じる・・・・。
感じませんか??
感じますよね??
感じてもらわないと困るんですが???
多分なんかこんな話だった。
要は確実というものにはそれだけで価値があり、
仮にくじBをくじAと同じくらい魅力的にしようとするなら、それ相応の付加価値を乗せる必要があります。
(ちなみにクソどうでも良いですが、この付加価値をリスクプレミアムって言ってました。なんかかっこいいですね。)
実際、くじBの「当たり」の確率を60%に上げたとしても、
もう期待値ではくじAを超えてますが、それでもくじAを選ぶ人が大半ではないでしょうか?
まぁ確実ってのは尊いってことですね。
ここらへんの話は投資の話でも出てきて、
「確実なくじ」は国債になってました。たしか。
国債でなく、わざわざ株を買うからにはそれなりのリターンの上乗せがいるというものです。
ですが、株クラでわざわざ国債に多くの資金を投じている人は稀です。
まぁ「株クラ」ですから当然ですか・・・。
最近は国債の利率もえらく安くなり、あまり旨い投資対象ではないかもしれません。
まぁ、ここは最初の趣旨に沿って、国債の代わりにインデックスを基準にします。
いくらインデックスでも確実は言い過ぎなので、「インデックス等価」です。
わざわざVTでなく個別株投資するからには、VTを選ばないだけの付加価値が要るという感じですね。まさに。
さっきのくじで言えば、VTはとてもハズレが少ないくじだと思います。(適当)
個別株はハズレが多く、当たりを引く可能性がその分低いくじになるでしょう。(超適当)
ならば、当たった時の報酬がその分高くないと釣り合いません。
また、期待値は同じでも、あえてVTと同じ期待値の個別株を選ぶ理由がありません。
ハズした時に痛いですし。
VTを超えるくじは、VTと同じリスクでリターンがそれ以上のくじか、それ以上のリスクだがそれを許せるだけの大きなリターンがあるくじということですね。
あたりまえですね。
何を言ってるんだ水辺は、アホなのか。
まぁ、現実的にはVTと同等のリスクの株式はそうないでしょうから、
それ以上だけどリターンが良いものになってきますね。
とても良く設計されたスマートベータなら明確に多くの人がVTから乗り換えたいと思うくじができそうです。いけるかな??
個別ならリスクの高さはいかんともしがたいので、もうリターンで語るしかないですね。
それなりの付加価値を感じるリターンが欲しいですね。爆益なくして個別無し。
僕は個別株にQQQ以上のリターンを求めていますが(願望)、それ以下ならQQQをおとなしく買った方が良いです。リターンが同等でもです。
小型株爆益投資家である水辺は当たれば滅茶苦茶高いリターンを得れる(多分)一方、ハズレがとても多いくじ。
まぁ、稀代の天才投資家である水辺の買う株なら8割方爆益のハズだからインデックスに完勝ですね!!やったぜ!!
最後は主観的確率に逃げる水辺。
主観的確率、まさしく主観である。
だが考えても見て欲しい。あらゆる勉強、あらゆる努力.....。
それが投資のリターンを押し上げる・・・。
それは主観ではないのか?
努力でリターンが上がると誰が決めた??
一生懸命銘柄を分析して、それで「高い確率で勝てる」と思うそれは、
主観だ。
根拠などない。
だがそれでいい。
不確実性という果てしない闇の中で、自分の行く道を照らすもの。
それは己の主観。
主観的確率に他ならない。
投資だけではない。
人生のあらゆる選択。その一つ一つに、確実なものなどないのだ。
この選択が正しいと、教えてくれる者はいない。
自分自身で闇の中を進むしかない。
どうか覚えておいて欲しい。己の主観だけが、闇を照らす光明なのだと。
そして忘れないで欲しい。
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これからも、
水辺の投資ブログをチェックだ・・・・・。
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