はい。
デジタルタービンの決算が出ましたね。
出た瞬間アフターで大きく下がった後何か盛り返して今はプレでプラス。
ただ正直市場が開いて上がっても下がってもおかしくない、微妙な感じです。
では肝心の決算はどうだったんでしょうか??
詳細はまだ読んでませんが、ざっと見た感じ。
売上は前年同期比で324%増。凄いですねぇ。
しかし、これは買収による増加が大きいです。
実際のところ、デジタルタービンと買収した企業合わせた全体が去年でどれだけ成長したか(要は去年の同期時点から買収した事業があったとしたら)38%の成長のようです。
まぁ・・・そんなもんですかね。
40%弱は普通に凄いと思いますよ。
もうちょっと細かくすると、
デジタルタービン本体が43%
アドコロニーが28%
ファイバーが48%
の成長のようです。ファイバーが一番伸びてますね。
(売上の大きさ自体もファイバー>デジタルタービン>アドコロニー)
アドコロニーの成長が弱いですね。
ファイバーの勢いが凄いですが、一番利益率が良いのは実はアドコロニーです。(って思ったけどやっぱタービン元事業の方が良かった)
てかファイバーの利益率が低いんですね。一番売上あるのに利益は売上が一番低いアドコロニーとほとんど変わりません。
そんなファイバーが一番売上があるということは、当然グループ全体の利益率は低下しています。売上がえげつないくらい上がる一方で利益の少ないこと少ないこと。
利益率の低下やコスト増は買収によるものと説明しており、まぁ確かにそうなのかもしれませんが、逆に現時点では判断がつかない。
まぁここら辺はゆっくり見た方が良いでしょう。
デジタルタービンの元々の事業は40%くらいの成長。
これはまぁそこそこ良い感じなのかもしれません。
買収した広告事業には波があると思うので、ファイバーが今後も50%弱で売上成長するかは結構謎ですね。
逆にデジタルタービン(旧)のプリインストールがどこまで成長を維持できるのかは気になります。
ともあれ、すでにファイバーが一番売上をあげ、アドコロニーもかなりの割合。
グループ全体では買収した事業はとても大きな存在感があります。
ちなみに余談ですが、今回(22年度第3四半期)の決算に合わせて、
22年度通年の見通しが出されました。
通年で12億2500万ドルから12億4000万ドルの売上
EPSは1.66ドルから1.68ドルの間
とのこと。
あれ??
今回の四半期決算で3億7000万ドル以上の売上があるのに、今年通年で12億ちょっとってめちゃくちゃ売上停滞してね??てか減ってね??
って思ってビビり散らしました。
よく考えたら今回22年第3四半期という謎仕様なので、次の四半期までの見通しですね。
なので今年後半から来年の見通しはまだ。
ビビったわ。
でも第4四半期は売上は減るっぽいな。
まぁトレデスとかも減るなら広告全体の問題なので良いですが。
通年の予想EPSが1.66~1.68で、今の株価が46ドルくらいですか。
まあまあ良い値段になってますね。
利益成長さえちゃんとするなら良いと思います。
グーグルと組んだことで事業の安心感も大きく増しました。
ただ元々の事業の利益率も悪くなってるのと、買収のコストをまだ払ってる最中なのを考えれば、異次元に安いってものでも無いかもしれません。
売上はぶち上げてますが、やはり利益を上げて行って欲しいところ。
アドコロニーの利益率の高さは割と明るい要素。
まぁ頑張って欲しいですね。
そこまで市場の反応はありませんが、まぁ確かに売り上げ以外はさして華やかさは無い感じに見えます。むしろズルズル利益率落ちてるし。
ただ事業がちゃんと伸びるなら高いということも無い。
可もなく不可もないと思いました。まだ軽くしか見てませんが。
まぁ僕は投資を続けますがね。
果たしてこの判断はどんな影響を水辺にもたらすのか。
その結末が知りたい人は、
水辺の投資ブログをこれからもチェックだ・・・・!!
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