メルカリを放流しました。
また戻ってきてくれるか心配ですが、とりあえず一度お別れします。
俗にいう損出しというやつです。
ちなみに、損出しはご存知でしょうか?
損出しとは?
簡単に言えば、損を確定させることです。
何らかの銘柄に投資した際、含み益があっても、売らなければ(利益が確定しなければ)、税金がかかりません。逆もまた然り、含み損があっても、売らなければ損が確定せず、損益通算での税金の控除が受けられません。
損出し自体はただ売るだけなので詳細も何もないのですが、注意事項があるとすれば、
・NISAで買った銘柄は(そもそも課税されないので)損出しできない。
・売った当日に買い戻さない。(損失がちゃんと計上されない)
・含み損が小さい銘柄は無理に損出ししなくて良い。
(売り買いにも手数料・税金が掛かるので、控除額が少なそうなら、やる必要は無い。)
ぐらいでしょうか。
投資規模が大きくなるほどに、この作業が重要になります。単純に利益、損失の額が大きくなりますからね。
もちろん、銘柄に含み益ばかりなら不要ですが。・・・それが一番良いのですけど。
この期に、割安株に長期で投資する場合の基本戦略(だと僕が思っているもの)について、
実際にこのブログ内でも出てきた銘柄で振り返ろうと思います。
いや、メルカリは割安株じゃなくね?ってツッコミが聞こえてくるようです。
保有銘柄の株価が上昇(含み益発生)
・保有銘柄が割高になったら売却(その金で新たな割安株を購入。)
サイボウズ
・割安~妥当なら保有を続け、配当を貰う。
アウトソーシング、トヨタ自動車、セメダイン、SECカーボン、オリックス、北の達人
保有銘柄の株価が下落(含み損発生)
・含み損が小さければそのまま持ち、配当を貰う。
Zホールディングス、ジャパンインベストメントアドバイザー
・含み損が大きければ損出し。(配当や売却益にかかる税金を減らす)
メルカリ、ウェルスマネジメント
※
・銘柄そのものの価値が保有に見合わないと判断すれば、損切り。
(普通に手放す。損失により税金を減らせる。)
ブログには無いですが、これは日産ですね。
こんなもんでしょうか。
個別株投資が日本株だけなので、その他の資産は無視します。
ちなみに、損出しと損切りって何が違うんだよって話ですが、僕は買い戻す(気がある)かどうかだと思っています。そのはずです。どっちでも良いと言われれば、それまでですが。
インデックスファンド(特に、配当の出ないもの)で積立投資のみを買っている投資家にとって、損出しという概念自体が不要でしょう。
ETFのみの場合は・・配当金が相応に出るものもあるので、できれば課税を減らしたいはずですが、特に少数のETFのみの運用では、損失が出ているものが無いことも多いはずです。
(まぁ、そもそもそんな小細工はせず、ひたすら持ち続けるものとして持っている投資家が多いとは思いますが。)
損出しができる点に関しては、個別株投資の持つ利点であると思います。
すなわち、インデックスファンドやETFも「内部」では損失が出ている銘柄があるはずですが、全体で上向いていれば、損出しはできません。
(配当のでないインデックスファンドは別ですが)本来、損失が「内部」で発生しているにも関わらず、全体では利益が出ているために、配当収入にモロに課税されてしまうのです。
損出しの出来る個別株投資は、配当収入を得て生活を豊かにしていきたい方には有用な投資法と言えます。
もちろん、下手な株を掴めば、税金などよりよっぽどお金を失うかもしれませんが・・・。
だからこその「割安株投資」。つまり・・・「割安株配当戦略投資」です!!
今造りました(最上級のドヤ顔)
いかがでしたでしょうか?
割安株投資で配当を貰う。状況に応じてPFを整備する。配当・売却益に対する課税をできる限り減らす。
・・・・・基本じゃね?とか言っちゃダメ。
もう僕が特許取りましたからね。(特許の仕組み知らんけど)
以上、メルカリの放流と損出しについての記事。
最後に一つだけ。放流した銘柄が急上昇して買えなくなる事態もあります。くれぐれもご注意ください。
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