僕が今の会社に就職し、サラリーマン人生の一歩を踏み出したとき。
初めての仕事は、書類をロッカーの中にあるファイルに閉じることでした。
頑張って閉じていたのですが、まぁ何というか、バラバラ・・・!!(ア〇ギ風)
個々人が自分ルールでファイルを作り、それを適当にロッカーの中に入れ、入りきらなければ別のロッカーへ。後に分かりますが、ロッカーにも入っていない、個人の引き出しに入れっぱなしのものもありました。
渡された紙の束が何なのか良く分からないまま、簡単な説明の後にとりあえずとじ始めました。
しかし結果は推して知るべし。ファイルが見つからない。どこにあるか分からない。あってもファイルに書いてある名前が適当すぎて判別できない。
①、②、、、とか書かれていても、何のことか分かりませんよね?
何の①なんだよ、と。
しかも①の次に②があるわけじゃなくて、なんかAとか○○○みたいに文字が並んでるのとかがあって、しばらく漁っていくと②が出てくる。
しかも全部出してみると①、②、③、⑥、⑧みたいになってる。
⑤は?⑦は?
見つからない。
見つかりません→そんなはずない、よく探せ。
見つかりません→いい加減にしろ、よく探せ。
見つかりません→あ、俺持ってたわww(机の引き出しから出てくる)
まぁこんなことがあり。
机にうず高く積まれた書類は全てファイル閉じすることができず、日が暮れてしまいました。
その後先輩からの、
え?終わらなかったの??え?何やらせてたっけ??ファイル閉じだろ??
小学校でやらなかった??こんなこともできないの??
という煽りを受けてのほろ苦デビューとなりました。
一応、僕もまがりなりにも成人したいい大人なので、ファイル閉じも満足にできないと初日から大々的に宣伝されるのはキツかったですね。
しかし、ふと僕は思いました。
ぶっちゃけどこに何があるか分からんかったらファイル閉じすらできん、と。
なので、適当に並べられているファイルを把握し、とにかく整理しました。
ほかの様々な雑用も、まずはとにかく定位置にきれいにものを置く所からスタートしました。
するとあら不思議。仕事の速度は飛躍的に早まり、雑用もそつなくこなせるように。
整理整頓は役に立ちます。真面目に。
皆様も実践しましょう。
まぁ別に水辺の部屋はキレイってわけでもないんですが。
いや汚くもないよ。普通だよ。
まぁプライベートは手抜きしちゃうわな。
こうして一見なんだかうまくいった様に見えたお仕事の始まりですが、
実は別にそんなこともなかったのです。
そう、先輩は水辺が仕事をこなせるようになったのは自分の煽りや嫌味、意味のない圧力が功を奏したのだと考えるようになりました。
その結果、僕は仕事をこなせるようになったのに更なる攻撃を受けるようになったのです。
また、それはその後の僕の後輩たちにも影響を与えたはずで、結構悪いことをしたなと思っています。まぁ謝らないですけど。みんな辞めたし。
このように、人は自身の行動の結果何かが上手くいくと、それが正解だと考えて頻繁に繰り返すようになります。
自分の中での成功パターンを記憶するのですね。
僕は職場でなんでもすぐに片づけだすようになってしまいました。
成功体験に縛られるのです。
これから働く新社会人や学生さんは、仕事を教わりつつも上司や先輩を育ててやる気持ちで働きましょう。仕事は先輩でも人に教えるのは初めてかもしれませんからね。
良い教え方をしたら褒めてやり、悪い教え方や人望を損なう行為をしたら叱ってやるくらいの気持ちで(気持ちでね)接しましょう。こちらが育てるのです。
投資においても、特定の投資が上手くいっても、それがなぜ成功したのか良く分からないことがあります。
そして、良く分からないまま成功した投資行動を繰り返すのです。
上手くいったことをただ漫然と繰り返していくのです。
僕が小型株にすぐに手を出してしまうように。
もうこればっかりはしょうがないです。人間の性なのであきらめましょう。
人間、あきらめが肝心です。
もしどうしても上手くいかない、今までの常識を疑いたくなるほどひどい状況になったら、今まで上手くいっていた行動を変えてみるのも良いかもしれません。
まぁどうなっても責任は取りませんが。
苦情は一切受け付けません!!!!
成功から学ぶというのは悪いことばかりではない気もします。
なんか上手くいかなかった時より、上手くいったときのほうがテンションが上がって前向きになり、学習意欲的なものが高まっている気がします。
失敗より成功からのほうがなんか多くを学べそうな気がする。
てか失敗は思い出したくない。
成功を教訓にしたい。
そして水辺は今日も繰り返す。
絵にかいたようなダメ人間。
伊達に底辺投資家ではない、貫禄である。
そんな水辺の投資の行く先が気になる人は、
水辺の投資ブログをこれからもチェックだ・・・・。
Comments