これは、水辺という一人の底辺労働者と勤め先の会社の壮絶な戦いの記録である・・・・。
7月某日。
この日、水辺と会社の交渉火蓋が切って落とされた。
水辺は激怒していた。
求人票にある新卒採用以下の給料に。
最低賃金を割る異常さに。
過剰な労働と、なぜか積みあがる責任に。
給料を上げろ。
仕事を減らせ。
水辺の要求は極めてシンプル。
これを叩きつける。
必勝を期し、今まさに、闘いが始まろうとしていた・・・・!!!
(ノック)
水辺「失礼します。」
エライ人(役員)「うん。」
ーーーまずは静かな滑り出し。だが機先を制する者が交渉を制す。ここは一気に・・!!!
水「本日はお時間をお取りいただきありがとうござ」
エ「いや、そういうの良いから、で?なんかあるんでしょ??」
水「あ・・・はい、あの、、、、ですね。えーーー、、、、と・・」
エ「あ?なに?聞こえなかった。」
水「えー、、、、、、、、」「、、、と、、、、ですね・・・・。」
まずは1ポイントってとこか??
水辺から漂う圧倒的な自信の前にどうやら役員と言えども怯んだようだ。
これはいける。もはや勝利は目前だ。
ここでさらに畳みかける。
水「・・・・・つまり、その、給料とか、、、今の仕事、、、で、あの、釣り合わな」
エ「なるほどね。うん。それで?」
水「ここに僕の仕事量に関しての資りょ」
エ「ああ、そういうの良いわ。うん。まぁ不満ってことね。」
水「あ・・・・・はい・・・・・。」
やはり恐れている。
奴は水辺の緻密なデータによる攻めに音を上げたと見える。
もはや勝利は目前だ。
エ「うん。良いよ。上げる上げる。まぁ実際君は少し上げてあげないとね。」
水「ええ!!??ホ、ホントですかぁ!!!ありがとうございますぅ!!」
エ「仕事量もまぁ俺も考えてはいるよ。人を増やすのも実は考えてるんだ。君の負担も減ると思うよ。」
水「!!!!!!!!!!!!」
水「ありがとうございますぅ!!!!!!」
完勝である。
圧倒的勝利。
完封。
封殺。
もはや戦う前から勝利は決まっていた。
これぞ天才的交渉術。
これから交渉に赴く方、会社の待遇に不満のある方、
ぜひ水辺の交渉を参考にして欲しい。
水辺ほどとはいかなくても、それなりに卓越した交渉を行えるであろう。
今回は完璧な勝利となった。
ついに最低賃金を超える時が来たのだ。
数か月後になるのがなんか気になるが、
きっと大丈夫であろう。
完勝により、ついに給与が数千円上がった(予定)水辺。
これは資産増加ペースも加速すること間違いなしである。
その水辺のサクセスストーリーを見たい方は、
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