最近ひょんなことから中小企業診断士の試験に挑戦して見事に玉砕した記憶が蘇った。
ちなみにその中で「企業経営理論」というものがあって、そこに高度に抽象的という概念があった。
要は、企業の全体的な指針というか、根幹の経営理念というのは、抽象的な方が良いという感じだったように思う。
正直記憶に頼って書いているので、興味を持った人はちゃんと調べて欲しい。
間違っていても水辺は責任取らないから・・・・。
まぁとにかく、なんで抽象的な方が良いのか。
そもそも本格的な提案や助言を行う2次試験で見事に落ちたので、理解が正しいのかに疑問も多い。(1次試験はなんなく知識だけ入れてれば通る感じ)
ともあれ、水辺はその高度に抽象的な経営理念というものを、立ち返るべき指針であると解釈していた。
従業員にどれだけ詳細なマニュアルを渡したとしても、全ての事柄を網羅することはできない。
必ず不測の事態は起こるのであって、それに対して前例が無いながらも対応しなければならないことは必ずあるのだ。
つまりはざっくりとした方向性、迷った時に立ち返るべき指針というのが組織には必要なのであり、経営理念だとか、方針だとか、戦略だとか、そういうものだ。
こういう指針を余りにも具体的にしすぎてしまうと、エラーが出る。そういう事が往々にしてあるのだ。
顧客に最高の価値を提供するだとか、良く分かんねーフワッとした指針の方が、
いざ、「価格を30%オフにしてくれたら3倍発注しても良い」みたいな提案を営業先で受けた時に役立つ。
理屈で言えば最高の価値を提供するためにブランドイメージを保つとして提案を蹴る感じか。安売りはしないのだ。
いやぁこれ合ってるか??
自分でも分からない。
実際には、そもそもその場で決めずに持ち帰って検討みたいなことが大半だろうが。
まぁそこは良い。
そもそもなぜこの話をしたのか。
それは昨日、水辺がエクセルを用いた時の出来事であった。
最近関数を覚えて色々と業務に応用を計った水辺。
そこで問題が発生した。
各担当者から集めた情報を一つの資料にまとめるようにしたはずが、どう考えても引っ張る数値が少ない。
なぜ??
見ても分からない。おかしいのは分かるのに、なぜ引っ張らない??これが謎である。
そして気付いた。
全角である。
冗談みたいな話だが、空白を全角にしているとか、アルファベットを全角で入れているとか。
その程度の事でエラーを起こしていたのだ。
マジかぁ・・・・。
融通が利かねぇなぁ!!???
もっと高度に抽象的に判断できねぇのかぁ!!!???
そういう事だ。
ともあれ、この高度に抽象的な指針。
投資をするときには重要です。
まぁこれは僕の考えなので、別に実際に必要なのか重要なのかは良く分かんねーんですが。
というのも、投資というものは常に判断の連続であり、常に初めて体験することばかりなわけです。
良く分からないまま、誰に確認することもできないまま決断を下すことが多いので、最初から設定したピンポントな基準のみで判断を下すというのは、そもそもできないものだと思っています。
水辺の投資ブログガチ勢(史上最大級の侮辱)は、水辺がフルインベストメント否定派で、マイルール否定派なのをご存知でしょう。
え??そうなの??って人が大半でしょうが。
(最近現金比率を上げてるのもそういう事なのです。)
そう、僕はマイルールというものを設定していません。
なので僕の売買基準はめちゃくちゃ緩く、コロナ禍でも任意の動きが可能でした。
冗談の様に聞こえるかもしれませんが、コロナ底で余りにも安かったので買いに走っていた時は、ここで買えば儲かりそうだけどマイルール的に・・・・!!みたいな人が結構いたのです。
いや、ここで上がるとは限らない、なら分かるんですがね。
けど上がるって感じてるわけじゃないですか。
アマゾンやアップルが潰れるとは思って無いわけじゃないですか。
もう投資したら行けそうだな、流石に落ち過ぎだなって思ってるわけじゃないですか。
けどマイルールがって。
それコロナを想定して作ったマイルールなんですか??って。
そういう事です。
理論派ほど相場を具体的に説明しようと躍起になっていますが、
実際には不可能でしょう。
明らかに狂騒というのが存在し、不合理な値動きが存在するのです。
個別銘柄に資金を投じる以上、常に決断は避けて通れません。
完全に決断を代行してくれるマイルールなど不可能であると考えています。
まぁそれは良いとして。
逆に言えば、大体投資の売買でその人の原点、立ち返るべき指針というのが分かるのかもしれません。
そちらは分かりやすい方が良い投資家なのでしょう。
明確に一つの目的に収斂して投資をしているので、個別の判断は評価が難しくても、目的をもって投資していることが分かります。
水辺なら資本家になる・経済的な自由を手に入れるという所でしょうか。
もちろん別に自分を取り巻く状況が変われば、変えても構わないところですが。
とにかく僕はそれです。
まぁ他人からどう見えているのかは僕にも分からないんですがね。
ちなみに中には全く何を指針にして投資しているのか判断がつかない、
謎に満ちた投資家の方も見受けられます。
なんらかの抽象的な指針というのは水辺理論であって、特に必須とも言えません。
なので、謎に満ちた人も一概に悪いとは言えないのです。
間違いなく言えることは、面白いということですね。
大体何を大切にしていて、どういう考えで投資しているのか、正しくフワッと見えて来てもおかしくないのですが、何も分からない。
そういう所が面白いですね。
逆に具体的過ぎる人は個人的にはどうなのかなと思ってしまいます。
バリュー投資家とかね。
究極、完全に具体的な個別株投資の指針ができた場合、それはもう自動売買ツールにできてしまえるものですが、とても可能とは思えません。
結局はフワッとした基準でゆるっと投資していくのがベストだと思いますね。
これが小型株爆益投資です。
まぁつまりエクセルはもっと融通を効かせろってことです。
抽象的な判断が付けられるだけ水辺の方がエクセルより賢いですね。
ちょっと関数が使えるからって調子乗んなよ??
そういうわけで、皆様もエクセルを使う時は重々注意してください。
あいつら融通が利かないので。
それともそういう半角全角の判断もする式があるのか??
まぁ。
難しいことは良いんだよ!!
水辺の投資ブログをこれからもチェックだ・・・・!!
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